寒さで全身が痛い

昨日は2時就寝。
今日は12時半起床。


エアコンをつけずに寝ていた寝室が、ものすごく寒くなっている。
そのおかげて全身が冷えたようで、首、肩、肘、腰、足と、とにかく全身が痛くてたまらない。


エアコンで寝室の温度をあげて、16時から2時間くらい寝ると、身体の痛みが取れて元気になった。やはり私の「冷房病」は、まだまだ治っていない。


妻も、「木曜日に大森のツタヤまで徒歩で往復」という無茶をしたせいで、前から悪い四十肩が、さらに大悪化したそうで、夫婦二人で元気なく、意気消沈。
先週に続き、寒さに負けて、まったく外出しない土日になってしまった。
あわせて読みたい

映画「名月走馬燈」

時代劇専門チャンネルで。1951年の衣笠貞之助監督作品。平日はテレビ時代劇ばかりのこのチャンネルだが、土日は渋い昔の映画をやってくれるのがうれしい。


結婚を誓いあっている板前の長谷川一夫と町娘の水戸光子が、運命に翻弄されて悲恋となる。
演出の見事さと、チョイ役に至るまでの俳優陣の演技のうまさに、「くら〜い話」ながら面白く最後まで見てしまった。


殺人を犯して江戸から逃げた長谷川一夫が、江戸に戻ってくるのが盂蘭盆の灯籠流しの日で。盆踊りをしている人々がかぶっている笠の上に灯籠をのせて踊っていたのがビューティフルだったが。
昔は本当にあんな盆踊りをやっていたのだろうか。


それと、中島らもペンネームの由来にした、戦前派の時代劇俳優の羅門光三郎が、水戸光子を自分の物にしようとする「悪の武士」役で出演していた。この人が映画に出ているのを、初めてみた・・。

KAWADE道の手帖「安藤鶴夫 アンツル先生の落語演芸指南」(河出書房新社 )

図書館本、読了。
アンツル本をそんなに読んでいる私ではないのだが・・、あまり目新しい内容ではなかった。
三代目桂三木助の未亡人がまだご存命なのに驚いたのと・・。それと、アンツル関係の資料がなんと「さいたま文学館」に所蔵されているという事実に驚愕。
後者は、戦争中に妻の実家に3年だけ疎開していた縁で、桶川市の「桶川市立図書館」に寄贈され、そこから「さいたま文学館」(この館もなぜか、埼玉県桶川市にある)移ったものらしい。しかし、「東京っ子」の代表のような人の資料が「さいたま文学館」ねえ・・・。


それと大友浩が「古典落語」という言葉は安藤の造語ではない、という説を紹介していた。
それは、山本進の説らしいのだが。昭和23年の「第四次落語研究会」のパンフレットに今村信雄が書いたのが初出ではないかという(安藤が始めて用いたのは昭和29年のNHKの番組名「古典落語の夕べ」)。


アンツルの文章以外は以下が収録