懐かしのメイ言/丸井自転車戦争/脚本・武田百合子

昨日届いた「情報誌的世界のなりたち」を読んでいると、中沢新一先生の懐かしのメイ言が引用されていた。
メビウスというアーケード・ゲームで、ゲーマーたちが意図せざるバグ探しに興じた現象について論じた文章からの、引用らしいが曰く・・。

「いっさいバグが存在しないとしたら、コンピュータプログラムはにっちもさっちもいかなくなってしまうという、ゲーデル問題につながりをもつような認識を、ゲームフリークたちは身につけようとしている」

うーむ、時を経て見るとさらに素晴らしい。中沢先生の詩人心は最高ですね。谷川俊太郎はだしでしょうか?
(はたして先生は、ゲーデル問題を理解していたのかという疑問も、むくむくと沸いてくるのですが・・)

この調子で、これからも常に最新の名フレーズを生みだし続けていくと、将来編集されるだろう中沢新一全集は、先生の作品の発表当時の知的流行を軽やかに綺羅星のようにちりばめた、華麗にして愉快なものになるに間違いないです。

丸井の駐輪場をイリーガルに使用している我らと、武蔵野市当局との闘争はますます激化。自転車置き場前に大々的に侵入防止柵が設置されている。
そこをかいくぐって、駐輪してしまうのだが、我が軍は。

ネット書店から須原一秀「超越錯覚」、南條竹則「恐怖の黄金時代」が届く。

ふと思いついて、gooで「武田百合子」をキーワードに検索してみる。するとなんと、今TBSでやっているドラマ「君が教えてくれたこと」の脚本担当が「武田百合子」なのだった。
当然、同姓同名の別人だとは思うが、何もこの名前にしなくてもねえ。(本名かしら?)