宇宙服でのキス/忘八武士道/踊る大捜査線

今朝、妻がみた夢。
夫の仕事の手伝いで、大きなテレビ・スクリーンを見ている。そばに夫の職場の部長が座っていて、画面の中の宇宙飛行士たちを「これはうちの社員なんですよ」と説明してくれる。
宇宙に出た時には、互いにキスをする習慣があるらしく、彼らは宇宙服を来たままヘルメット越しに濃厚なキスをかわしている。

ビデオで、石井輝男の「忘八武士道」。小池一夫原作モノで、原作に忠実すぎて石井輝男作ぽくない「普通の70年代時代劇」。なので物足りないです。

主演の丹波哲朗が自分で持ち込んだ企画らしく、無茶苦茶気持ちよさそうに「ニヒルな剣豪」役を演じているが、丹波がやると全然ニヒルに見えないのがねー。
丹波による丹波のための映画、って感じでした。

夕食に、健康食品の店で買った「自然素材の」、ラーメンと餃子を食べたのだが、予想どおりパンチの効いてない味。物足りないので、買い置きしてあったカップ麺を食べ足す。体に悪いモノほどおいしいのね。

ゴールデン洋画劇場でやっていた「踊る大捜査線 THE MOVIE」を見る。
組織内の「上下関係」「部署ごとのセクショナリズム」「いるよね、こういうやつ的な人物描写」などは非常にうまいのだが、肝心な事件そのものは無茶苦茶ツメ甘いつくり。(小泉今日子の犯人役もひどい)
まるで、「課長・島耕作」みたい。

ハナシ的にももっとふくらませて面白くとれそうなものですけどねえ。演出のテンポがかなり悪い気がする。

深夜、猫と散歩。先日の散歩中、ジョギングオヤジに蹴られてから、すっかり臆病になってしまったようで、茂みに隠れてばかり。疲れました。