放尿は嫌がらせ/解体新著/昭和キャバレー秘史

朝、起きれない。午後から出勤。

妻と同じ布団で寝ていた猫が、また布団の中で放尿したらしい。「朝方、餌をくれとねだっても私が起きないので、嫌がらせでやってるんだ。朝、ちゃんと起きてあげるしかないね」と、妻は匙を投げてました。

百目鬼恭三郎の死去寸前の最後の本、「解体新著」を読了。
切れ味抜群のイヤミ爺・百目鬼も、晩年はさすがに「ずれまくり」。旧制高校教養主義が、とっくに無効になっているのに、どうやらお気づきでなかったよう。
読み通すのが辛かった。

昼間は、うまく動かない試験環境の調整の電話を色々と。あんまり進まなかった。
夕食後、資料の整理を少し。

帰りの電車で、福富太郎「昭和キャバレー秘史」を読了。
著者は、ホステス1000人の巨大キャバレー「銀座ハリウッド」のオーナーであり、「キャバレー太郎」と異名をとった人。彼自身の体験を交えながらの、キャバレー年代記。題名とは裏腹に、かなり本格的な「キャバレー正史」という感じ。