衣笠の本屋

入院中の妻を見舞った帰り道の町・衣笠で、「町の本屋さん」2軒による。

一軒目では、「岩波文庫岩波新書半額セール」をやっていたので、その棚から岩波文庫を3冊購入。ジャック・ロンドンどん底の人びと」、三木嘉夫「文化史上
より見たる日本の数学」、柴田宵曲「団扇の画」。
「中国の漱石」鍾書の「結婚狂詩曲」上下巻もあって・・、既読なので買わなかったのが、もったいない。私以外に、この町でこの本に目をとめる人がいるかなあ・・。

2軒目では、新刊本の裏に、コント55号のビデオのパッケージが置いてあったので、「これ買えますか?」と尋ねたところ、売り物ではないという返事で残念。

郊外型巨大書店が来襲しなかった町では、まだ細々と「町の本屋」が生きてます。