大塚英志

大塚英志「「おたく」の精神史」(講談社現代新書 ISBN:4061497030 )、ぱらぱらと読んで、気持ち悪くなってヤメ。自分は、古本を読んでるのがいいんだな、やっぱり。

この人は一貫して、「商業的価値」*1の側から発言している人・・・もしくはそのポーズをずっと取っている人、なんだけれど、この本もあいもかわらず。退屈だわ。

ちなみに、同じく「売文業者」としての立場&「大衆の代弁者」としての立場から、エスタブリッシュメントとしての「学問の硬直性」を批判してきた先駆者は、吉本隆明ですね。実際、大塚は吉本隆明との本も出してるし。

*1:ロリコン漫画やゲーム小説、フリーマーケットで売ってる「手作り雑貨」等の、端的な商品