恒夫

ところで、この映画→(ジョゼと虎と魚たち)の主人公。苗字なしに「恒夫」と言われると、堀内の顔しかうかんでこないのだけれど。

こちらの→http://d.hatena.ne.jp/kurosawa31/20040226#p1 以下の文章を、堀内の顔を想像しながら読むと・・・、たまりません。いや、モトの文章はいいこと書いてるんですが。

それは「責任」という十字架であり、暗喩される歴史的・社会的に不当な差別の問題であり、そして何より恒夫自身の、そういったことにどうしても負けてしまう人間らしい本音なのです。そして、物語の結末で恒夫は自らの弱さと醜さに耐え切れず号泣します。

つかこうへいの「長島茂雄殺人事件」かと思いましたよ。(むかし読んで、はなしを忘れちゃったけれど)「堀内ジャイアンツV1ならず」の際、こういう文体で総括する、野球評論家がいたら面白いね。

スポーツ評論界に、渡部直己なんかいらない。時代は、水本義政ですよ!(現代マクベスの幻想! なんてカッコイイ題名・・→http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/494767685X/qid=1077794203/sr=1-3/ref=sr_1_8_3/250-9897686-3832233