五十嵐一「中東ハンパが日本を滅ぼす――アラブは要るが、アブラは要らぬ」(トクマブックス、徳間書店)

読了。
著者はサルマン・ラシュディ悪魔の詩」を邦訳し、1991年、勤務先の筑波大学で何者かの襲撃を受け亡くなった、中東研究家。

この本は、湾岸戦争直後の時評本で、かなり期待して読んだのだが、・・、トンデモ系だった〜。

いや、研究内容というより、本人のキャラのせいなのだ、この変さは。題名でもわかるように、ダジャレ満載の思い付きを並べた、小室直樹チックな本。
まあ、トクマブックスというレーベルにはあってるのだけれど、こんな変な人だったとは・・。