境田昭造「君子笑変 漫画家たちの昭和史」(新潮社)/文藝春秋編「文藝春秋漫画賞の47年」(文藝春秋)

続けて読了。前者は、近藤日出造杉浦幸雄清水崑六浦光雄小野佐世男横山隆一大人漫画家6人の評伝。後者は、その大人漫画家を評価する賞「文春漫画賞」の歴史をまとめた本。


文春漫画賞」の近藤日出造横山泰三の傲慢な「選評」にはムカツク。横山泰三が他人の絵を「下手だ」とくさしているが、おまえの絵は何なんだ。この二人は、漫画も面白いと思えたことはない。

大人漫画、今の目で見ても「最高!」な漫画もあるが、ダメダメな漫画家がずっと「業界のドン」的に仕切ってきたのにはウンザリさせられる。