佐々木俊尚「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」(文春新書 ISBN:4166605011)

図書館本、昨夜、読了。
半年前の話題の書をいまごろになって読んでいるが、図書館でもリクエストの人気高くて、5ヶ月前に予約してようやく、順番が回ってきた。さすがに評判の本です。あまりに面白くて、借りて1日で一気に読了。5ヶ月待った甲斐はあった。
梅田望夫ウェブ進化論」(ISBN:4480062858)も同じくらいの期間待っているのだが、これはまだ借りれていない)


Googleは「検索キーワード広告」というビジネスモデルをあらゆる分野に適応することで、21世紀における、ディック的「偏在する神」になろうとする野望・戦略を持っているという、すっげー話だ。
(ツタヤなんかが、ちまちまとマン・パワーで個人情報を集めているのを、ネット上のプログラムロジックで、機械的に大々的に個人情報を集めて活用する、というシステム)
すべての人間、ペットにチップが埋め込まれ、Googleに寄って居場所や行動が検索される未来図、というのも紹介されていた。おぞましい。


次の予約を待っている人がいるので、今日、もう、ブックポストに返却してきた。