妻と二人、午後から出かけてきた。
重さ対策と、屈んで、本・レコード等をチェックする時用の対策に、商店街の雑貨屋で、折りたたみ椅子と、ショッピングカートを事前に購入。
タクシーで出かけるが、間違えて川崎競輪場に向かってしまった。再度、別のタクシーに乗り、競馬場の駐車場まで入ってもらう。
こんな感じで、盛況。日差しが暖かい。
じっくり、1ブース、1ブースずつ見ていくが、折りたたみ椅子と、ショッピングカートは、スゴク有効だった。
途中で見かけた、じいさんが散歩に連れて来ていた犬が、見慣れない黒い犬なので、「なんて犬種ですか?」と訪ねると、「ケアンテリア」という返事だった。「かしこい犬だ」と自慢話がはじまるが、適当にうちきる。
帰宅して検索してみると、「ケアンテリア」自体はそんなに珍しくない犬らしいが、「黒」というのは珍しいよう。「黒いケアンテリア」でGoogle検索すると、1件しかヒットしない(http://www2.odn.ne.jp/indy-house/dogfeltarts7.htm)。
半分くらい見て、「疲れたのでそろそろ休憩しようか」と思っていると、なぜか、みんな「店じまい」をはじめる。
「あれっ」と思って時計を見てみると、もう終了時間15時の10分前なのだった。
太陽も陰り、寒くなってきた。残りの半分のブースは、駆け足で、サッと見て回る。
一番最後に、前回(http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20060708#p2)も一番最後、「ギリギリの時間に探した」泡沫中古レコード屋さんに出会って、ラッキー。というか、ここにくれば、いつもこの人がクズ盤を安値で売ってくれるんだな、多分。
戦利品は以下のとおり。
- 「自由党党首 小沢一郎」と「郷ひろみ」のサイン。各500YEN。
- 「落語名人選」のカセットテープ15本。各100YEN。(CD屋の爺さんが、売り物じゃなくて、CD置き台にしてたのを、売ってもらった)
- 新品CD(上の店で買ったもの。900YEN)
- 中古CD(500YEN)
- 古本(30YEN〜100YEN)
- 枝川公一「時計じかけの東京探険」(新潮社 ASIN:4103711027)
- 「新潮45」2006年3月号
- 木村明生「ロシア同時代史 権力のドラマ」(朝日選書 ISBN:402259795X)
- 新井喜美夫「「善玉」「悪玉」大逆転の幕末史」(講談社+α新書 ISBN:4062722968)見るからにB級本だが、なんか味がありそうで。
- 木村千歌「カンベンしてちょ!(1)(2)(5)」(講談社 asin:B00007CGCA)
- 佐々木守+水島新司「男どアホウ甲子園(3)」(秋田書店 ISBN:4253172687)
- 原作:勝新太郎 (「俺、勝新太郎))、画:木村栄志、脚本:大石賢一「勝新太郎伝説 昭和無頼編」 (竹書房 ASIN:4812462681)
- 中古ビデオ 「ジャコ萬と鉄」(asin:B00005GOYT)(1000YEN)
- EPレコード大量で1000YEN。(前回も、終了間際に「何枚買っても千円」状態で、大量にレコードを買わせてもらった、泡沫業者のおっちゃんから)
- 「東芝労働組合の歌」(作曲:服部良一)、梶芽衣子「恨み節」、映画音楽「ある日アンヌは/逃亡」、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル「スウィート・ヒッチ・ハイカー」、アル・ヤンコビック「今夜もEAT IT」、デビッド・ソウル「愛のいたずら」「やすらぎの季節」(いずれも「刑事スタスキー&ハッチ」のテーマ)、山口百恵「夏ひらく青春」、子門真人「およげ!たいやきくん」(B面は、なぎらけんいち「いっぽんでもニンジン」、イモ欽トリオ「秘密のメッセージ」(ソノシート)、リンダ・ロンシュタット「お願いだから」、アメイジング・リズム・エイセス「サード・レイト・ロマンス」、松村とおる「戦国自衛隊のテーマ」、アラベスク「ビリーズ・バーベキュー」「ペパーミント・ジャック」「ハイ・ライフ/ローラー・スター」「フライ・ハイ」、アース・ウインド&ファイアー「宇宙のファンタジー」、カジャグーグー「君は TOO SHY」、郷ひろみ「2億4千万の瞳 エキゾチック・ジャパン」、1986オメガ・トライブ「”スーパーフジカラー”CMソング」、ラヴ・マシーン「愛しのラヴ・スネーク」、ガゼボ「アイ・ライク・ショパン」、ファルコ「ロック・ミー・アマデウス」、ビリー・ヴォーン「恋はみずいろ」「ビリー・ヴォーン・ベスト4」、メン・アット・ワーク「ノックは夜中に」、トリックス「Do・Ki・Do・Kiセンセーション」、スティーヴ・ミラー・バンド「アブラカダブラ」、前野曜子「蘇る金狼のテーマ」、スターズ・オン・45「ショッキング・ビートルズ」、カルチャー・クラブ「ミス・ミー」、パオ「サンセット・キッス」(映画「リトル・ロマンス」イメージ・ソング)。
- 上記のおっちゃんから「おまけ」でもらったLPレコード。ちなみに、「一世風靡セピア」の85年分の1枚紙カレンダーもおまけにくれた。
- クラシックばかりのレコード出品していた人から100YENで。
- TOMY「ワンダフルショット」(asin:B000A7T0AE)(1000YEN)
- 犬の首につけて、リモコンを押せば「犬目線」で写真が撮れる。犬も飼ってないのに、購入してしまった。
- 食器3枚(各100YEN)
- ガラス製の文鎮(300YEN)
- リアル系のダチョウのぬいぐるみ(600YEN)
「買い物」終了。ノドが乾いたし、お腹もすいたので、競馬場中央にある売店のほうへ向かう。
途中、芝生地帯で、キャッチボールなどして、遊んでいる親子がいた。この「川崎競馬場の芝生」以上にきれいな公園は、川崎駅近くにはない。さすが、川崎。
すべり台などもあったが、「競馬がない日」は公園として解放しているのかな?
売店に着くが、ここも「15時で閉店」らしく、何も売っていない。自動販売機すらない。寒さと疲れとノドの乾きとで、ボロボロの状態になっているので、ショック。
しかたなく、既にシマワレテいた椅子を、出してきて、座って休憩。
それから、駐車場とは逆方面、正面入り口まで歩く。結構、遠い。
出口に自動販売機があったが、ロープで「立ち入り禁止」になっている。「すごくノド乾いているんで」と警備員のおじさんに頼み込んで、暖かい飲み物を買わせてもらう。
タクシーを電話で呼ぼうとするが、競馬場前の道路が渋滞起きていて、この位置だとタクシーが来るのにスゴク時間がかかりそう。
なので、寒い中、5分くらい重い足をひきずって歩き、第一京浜との交差点まで行き、タクシーを電話で呼ぶ。
10分くらいしてタクシー到着。昼食食べていないので、自宅そばのデニーズで降り、「暖かいもの」を食べる。
またタクシーで(徒歩10分くらいの距離だが)、自宅マンションに帰宅。
さすがに疲れた。
帰宅後、昨日の「雑炊」の残りで夕食。
その後、妻が「吐き気」を催し、首痛もひどい状態に。去年の冬もそういうことがあったが、寒い中、重い物をもって長距離を歩くと、体調が悪くなるのだ。
どうにもしようがない。「早く睡眠薬飲んで寝たら」と言ってみても、「吐き気がして飲めない」状態らしく・・。
ああ、病人二人のうちら夫婦。普通の人が「平気でできる」ことでも、うちらには「無理なこと」がたくさんあるんだなあ。