DVD「もうひとつのアフガニスタン カーブル日記 1985年」(asin:B000BD8846)

土本典昭監督のドキュメンタリー作品。42分。ソ連支配下の85年の「社会主義建設中」のカブールと、その周辺の民衆の「幸せそうな風景」。解放され教育される女性、教育を受ける子供たち、土地解放されていく農村。その裏側では凄惨な内戦が繰り広げられているワケで。


この社会主義政権は92年に崩壊する。監督はこの映像の「15年後から」回想しているようだが、社会主義の理想をまだ、信じているようである。うーむ、2000年時点で、土本典昭でまだ「ソ連社会主義」を信じていたのか? どうなんだろう。
民衆は確かに「幸せそう」に見えるが、社会主義初期は、どの国でもそうなのかなあ。それが十年、二十年と続くと、腐敗・停滞が起きるのか。