栗原裕一郎「盗作の文学史」(新曜社 asin:4788511096)

図書館本、読了。著者自ら曰く「まったく先行研究のない分野を、国会図書館に素もぐりするような、地道な調査をした」労作。


文学作品におけるいわゆる「盗作」には、大きく分けて「まったくのコピー」(これが結構あるのがスゴイ)「語句だけ直したコピー」「プロット及びシュチュエーション、それと文章を一部真似る」「コミケ的な二次創作」「全然違う作品に、文章のみ真似る」「モデル小説・ドラマ化において、先行するノンフィクションを文章を写す」等等、様々なケースが・・。