図書館本、550ページ以上の分厚い本なので、流し読み。
フライシャー兄弟の「バッタ君町に行く」を批判している文章があって、「このアニメは駄目だが・・。おそらく、この作品を作っている間に優秀なアニメーターが育って、それが後のポパイやベティ・ブープにつながったんだろう」などと書いてある。
それと、宮崎は、[[吉田聡の「湘南爆走族」を「管理社会に対する異議申し立ての傑作」と褒めている。うーん、「ものわかりのいい左翼的」な褒め方だ。
他に褒めている漫画は、意外にも少女マンガで、高橋千鶴「コクリコ坂から」と堤妙子「ラプンツェル異聞」。
それから、この本で知った、宮崎の奥さん(東映動画の元同僚)が出版した、子育てスケッチ集。
- 作者: 宮崎朱美
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1987/09
- メディア: 単行本
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