SF大会1日目

昨夜は、1時就寝@大阪の妻の実家。
今朝は、9時半起床。義母が用意してくれた朝食を食べる。その後、妻と二人、義姉の通勤の車に便乗させてもらい、「第47回日本SF大会・DAICON7」の会場の、岸和田市浪切ホールへ。


岸和田市の海岸を「再開発」したショッピング・ゾーンの真ん中にある、大きなホールだ。駅前から続く道のりを「SFファンらしき人々」が着々と到着中。


会場に入り、「エアコンの寒さ対策」で上着を着て、冬用の帽子をかぶる。
11時から大ホールで開会式。「大会顧問」の小松左京先生は、暑さでダウンされているとのことで、映像のみでの挨拶。そのあと、岸和田市長殿が挨拶するが「SFとは、空想科学を中心とした活動と聞いておりますが」という発言に、場内爆笑。


13時からの企画では、地元で南海電鉄が経営している「みさき公園」を扱う「みさき公園秘話」をチョイス。小さな会議室で参加者は20名ほど。
南海電鉄勤務で「みさき公園支配人」の坂部直成氏が、「みさき公園とSF作家の関連」などについて。みさき公園は「動物園+水族館+遊園地」の三本がそろっている施設で、水族館の開館時には、日本のあちこちの水族館の館長をつとめた堀家邦男氏が館長だったという。また、かつては様々なイベントをやっていて、乃村工芸社勤務時代の筒井康隆も「動物関係の展示」にかかわったという。
最後に、「きしわだ自然資料館」勤務で、「戦前の紙物コレクター」らしい風間美穂氏が、古い電車路線図や絵葉書などを大量にテーブルに広げ、参加者がその前に集まってガヤガヤと雑談。
面白かったが、狭い部屋が冷房に冷やされて、その寒さに閉口。


15時からは、大会場で、初音ミク企画「ボーカロイドが世界を侵蝕する」。初音ミク開発社の佐々木渉氏が参加していて、「こんなに売れるとはとうてい思わず、最初は1000個しかソフト作らず、自分と女性アシスタントの二人の手作業で発送作業をやっていた」と・・。


17時からの枠は、聞こうと思っていた「SF出版社のサイト運営」に行ってみるとものすごく狭い会議室が満員。なので、海洋研究開発機構勤務の西村一氏の「正しい氷期の起こし方PART2」へ。
だが、「エアコンの寒さ」と「パイプ椅子の背中へのダメージ」で体調がボロボロになり、戦意喪失。
19時からの枠もあるのだが、会場を途中退出。


寒さで元気がないので、会場そばのラーメン屋で夕食食べてから、タクシーで妻の実家に戻る。
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