岡本隆司「世界のなかの日清韓関係史 交隣と属国、自主と独立」(講談社選書メチエ asin:4062584204)

図書館本、読了。


16世紀末の「地政学的に朝鮮半島が重要になった時期」から、日清・日露戦争まで。
朝鮮半島をめぐって、すれちがう各国の政治的思惑を詳細に分析した本。特に日清戦争以前の「清・朝鮮」間の、「属国自主」の関係の分析が面白い。