DVD「タラテガ・ナイト」(asin:B000P5FFBO)「無ケーカクの命中男」(asin:B001LDC8HS)

ツタヤの郵送レンタルで。ジャド・アパトー関連作品を2本続けてみた(前者はプロデュース、後者は監督)が、どちらも今ひとつ。


「タラテガ・ナイト」は、ウィル・フェレル主演、ジョン・C・ライリー共演のカー・レース物。ジョン・C・ライリーって、やっぱりコメディアンじゃないから、こういう馬鹿映画にはイマイチ。
フェレルのライバル役になるフランス人レーサーの設定も、まるで面白くない。アメリカ人はこういう「フランス人」を面白がるのかな。


「無ケーカクの命中男」は、「スーパーバッド/童貞ウォーズ」の脚本担当のセス・ローゲン主演作だが。この人、脚本の才能はあると思うんだけれど、役者としてはイマイチだな。
この映画にも脇で出ている、「スーパーバッド」の主演俳優ジョナ・ヒル。彼の出演シーンのほうが面白かった・・。
それと、「酒の勢いで一度ヤッただけで妊娠してしまったコンサバなヒロイン」が、なぜ、まったく趣味のあわないボンクラ男の子供を生もうとするのか・・。この映画は、そこの部分が全然説明できていないので、まったく、ストーリーに感情移入ができない。
「妊娠させてしまった男の恐怖」を描くのなら、こんな「性格のいい女の子」じゃなく「妊娠して豹変したサイコな女の子」の設定にしたほうが面白かったのじゃ・・。