連野城太郎「Gotta! 忌野清志郎」(角川文庫 )

図書館本、読了。
聞き書きによる、清志郎の自伝的内容。
著者は「RCがアマチュア・バンドとして初めてテレビに出た時からずっとファンだった」「ひょんなことから、清志郎と友達になれた」などと書いているので。
素人のファンの人かと思ったら。当時、キティ・レコードのRC担当の森川欣信という人のペンネームだとか。それならそう書いてくれよ。


「ぼくの好きな先生」がヒットした後、ロックバンドとして再生するまでの、長い不遇時代が興味深く読めた。


また、清志郎が高校3年のおりの。ご母堂による「ギターのプロになると言い張って、大学進学も就職もしようとしない、うちの子供をどうしたらいいでしょうか」という、読売新聞あての「人生相談」(回答者:羽仁説子、羽仁進)も、掲載されている。