日本映画専門チャンネルの「森繁久弥追悼特集」

4作品を放映。
まずは「夫婦善哉」。何度見ても名作。山茶花究がよかったな。


つづいて2作目は「警察日記」。原作があるようなのだが、妙に社会派がありながらも、ユーモアも交えているというストーリー。この分裂的な脚本を、いい作品にしあげるのはよほどの巨匠でなければ、無理。職人監督の[[久松静児]には、とうてい無理。主演とはいえ、森繁の登場シーンも少ないし。「森繁の出世作」ということでなければ、映画史に残らなかっただろう。


そして、3作目はなぜか駅前シリーズ第5策「喜劇 駅前飯店」。森繁、バンジュン、フランキーと、主要キャラが全員中国訛りの日本語しゃべる珍作。これはかなり、ツライ映画だな。山茶花究、森光子までもが中国人役!
そして、若き王貞治カメオ出演。みんなで「オウさん、オウさん」と騒いでいる。せめて、「ワンさん」と言ってやってくれよ。観客がわかんないと思ったのかな。


4作目の「小説 吉田学校」は以前に録画した分があるので、今回はパス。