水木しげる「屁のような人生 ――水木しげる生誕八十八年記念出版――」(角川書

店)
図書館本、読了。
貴重な写真や、家族など関係者の証言。他に代表作の第1作を収録。
レア短編も。
「鬼軍曹」はヒロイックな戦争物。「ハト」は過剰に道徳的になった子供に閉口する
時代劇。「一陣の風」はダメ編集者が風俗でだまされる話。「花町ケンカ大将」は実
体験だと思われる子供たちの喧嘩話。水木先生らしき少年ゲゲは相手のガキ大将に糞
を食べさせられる。