高野山へ 携帯電話なくしたが・・

大阪の妻の実家に滞在3日目。昨夜は0時半就寝。


今朝は10時起床。昨日買っておいたサンドウィッチで朝食。
今日は、妻と一緒に高野山に行く予定。妻は小学校の遠足で一回、大人になってから女友達と真冬に一回、行っているとのこと。私はもちろん、初めて。


11時半に妻の実家を出発。南海本線で難波まで出て、高野線の急行に乗り換え。乗り換えの橋本駅で、妻がトイレに行っている間に電車が出てしまい、次の電車まで30分待つ。終点の極楽橋駅から猛烈に急なケーブルカーに乗り換え、15時に高野山駅前到着。


遅い昼食を駅前の食堂で食べる。窓から絶景。義父から「雪が残っているかもしれんぞ」と言われたが、そんな節はなく、日向は普通に暑い。
乗り降り自由のバス・チケットを購入して、バスに乗る。


浪切不動前で降り、バス停そばの浪切不動。本殿天井の龍の絵が見事。脇に白い野良猫がいたので、なでてみたが、嫌がるので中止。
続いて、金剛峯寺へ続く裏道を歩く。両側に高い杉並木が並び、実にいい雰囲気。妻も、「こういう静かなところに来たかった」と大感激。


総本山の金剛峯寺では、寺内を有料で観覧でき、様々な襖絵を見てまわる。スリッパを履き忘れて、足が痛くなった。
続いてとなりの「根本大塔」へ。建物内に入ると、巨大な柱や仏像が室内狭しと並び、「曼荼羅を立体化」したような、大迫力。みうらじゅんが「仏像は怪獣の仲間」と言っているのはこれかと、これまた感動。


そして、様々な墓がある再奥部の「奥の印」に行こうとしたら、バスの時刻表にもう「奥の院行き」がない。しかたなく、向いのみやげ物やでみやげ買って、電話を借りてタクシーを呼ぼうとしたら・・。「バスが来た」と妻。GWは通常ダイヤと異なる、特別運転をしているそうだが、ややこしいよ。


奥の院到着。やはり高い杉並木。道の両側に灯篭。そして、その外側には墓が立ち並ぶ。武将・大名の墓もあれば、企業が作った墓、実業家の墓もある。
入り口にはいきなり、アポロ11号を模した慰霊碑。某飛行機メーカーのものだそうで、アポロとは全然関係ない会社のようだが。
一番インパクトあったのは、シロアリ達の供養を祈る、日本白蟻駆除協会の碑。
それと、織田信長のすぐ隣がなぜか筒井順慶の墓。墓もどちらも小さな物。このバランスの悪さ・・・。


最奥部の空海をまつる灯篭堂に到着。建物内には赤々と、多数の灯篭。日かげが続き、さすがに寒くなった。
足も痛くなってきたことだし、急いで、戻る。バス停そばまできて、夕食はレストランで「精進料理定職」。味はそれなり。
バスで戻る。途中、商店が連なっているところで、下車。1停留所分、古い町並みを歩き、10分後に来たバスに再度乗る。


ケーブルでまた極楽寺駅まで出て、19時に南海高野線に乗る。歩きどおしで、さすがに疲れた。21時難波着。
そこから、南海本線の急行の自由席に乗るが、日が暮れて寒いくらいなのに、冷房をがんがんにかけている。仕方なく、指定席に移ったら、何も入れてなく暖かい。指定席分の切符を売りにきた女車掌の人に「自由席、寒かったんですけど」といったら、「自由席は別の車掌が温度調節してるんです」とのこと。男女の体感温度の違いか・・。


目的地の岸和田に近づいたところで、自分の携帯電話がないことにきづく。妻の携帯借りて電話かけてみても無反応。そのうち「電波のとどかないところにあるか、電源が入っていません」になってしまった。ショック。
岸和田駅で下車して、駅長室で忘れ物の問い合わせしてみたら。PCで検索した結果、難波駅あるということ。難波まできた高野線に忘れたらしい。
仕方なく、また難波まで戻る。今度はラピートが来たので、今回の滞在で初ラピート。
携帯電話受け取り、再び急行に乗ると、「弱冷房車」なのに、それなりに寒い。我慢できる範囲だったので、我慢したが。岸和田駅で下車した後、駅員にクレームを。


23時に妻の実家に戻る。岸和田駅からタクシーに乗ったら、防犯カメラ設置。東京ではみたことない。タクシー強盗がつづいたせいとか。
入浴して、0時半就寝。