2004-01-01から1年間の記事一覧

倉阪鬼一郎「活字狂想曲」(時事通信社)

「鉄筋の畜舎」での鬱屈があまりにたまるので、出版所の現場の、理不尽すぎる仕事の悲喜劇が語られている、この本を買いなおして再読。悲惨で滑稽な話の連発に、少し気分が晴れた。ちょっと孫びきを。 大企業とは不人情でケチなものである。だからこそ、大企…

菊池直恵「鉄子の旅(1)(2)」小学館

鉄道にまったく興味のない女性漫画家が、鉄道オタクのライター(横見浩彦)&編集者と一緒に、「鉄」的な旅をするルポ漫画。面白い!

呉智英「言葉の常備薬」(双葉社)

読了。先日、キーワードを作りながら疑問に思った、ハルピンとハルビンの関係の説明があってタイムリー。

鉄筋の畜舎の今日

昨日、私が管理している会社のリーダーの人に「今まで、私の本来の仕事以上に作業しすぎてましたので、仕事減らします」と宣言。おかげで、自分の仕事は少し楽になったが、その分、地獄見る人がいるのよね・・。それで今朝出勤したら、いきなり、「昨夜は4…

紀田順一郎「私の神保町」(晶文社)

キタジュン先生の神保町本ということで、大期待して読んだのだが、超失望。「古書街を歩く」からの再録やら、過去の雑然とした文章を集めたもの。 晶文社の中川六平編集本って、テーマと著者の選択は抜群なのだが、内容はタレント本的な「薄〜い内容」のが多…

鉄筋の畜舎の今日

出勤早々、「11時までに状況報告しろ」というメールが来ていて、朝からその対応。 あと、私が見てる会社のリーダーが、風邪で突然休暇。また、フォローしないと。

吉井勇「東京・京都・大阪 よき日 古き日」(中央公論社・旧新書)関連人名集

「柳橋界隈」 井上探景、後藤末雄、宮川曼魚、英十三、木村荘八、宮崎新三郎、花柳章太郎、伊志井寛、安藤鶴夫 青柳有美 随筆家。著書「有美道」「美と酒と」 パンの会 伊上凡骨(版画界の奇人) フリッツ・ルムプ(凡骨の弟子のドイツ人版画家。) 押川春浪…

鉄筋の畜舎の今日

デパス飲んで、心の鬱屈を紛らわせる。 アタシ、サラリーマンに向いていないのね。 自分じゃなくて、他人が理不尽な命令受けているだけでも、傍で聞いてて辛くなってしまう。神経が細すぎるんだわ。

「ピンク・レディーの活動大写真」

CS「日本映画専門チャンネルで。ピンク・レディーといえば、作詞のアクユウ先生のファンシーなオヤジファンタジーな歌詞。そのSF心ない歌詞の世界を、忠実に映像化したのがこの映画。 石立鉄夫、秋野大作、田中邦衛の3大オヤジ出演に加えて、オヤジファン…

藤本卓也

妻が突然、以前買っておいたCD、藤本卓也作品集・キング編「君が欲しい」に取り付かれて、聞きまくる。

鉄筋の畜舎の今日

理不尽な命令が日々くだり、働くSEたちの目はうつろで亡者のあつまりのよう。まさにカフカ的な職場。心が死にかけてます。 今日は土曜なので、自宅で仕事していたら、休日出勤している同僚から電話があって「昨日の会議の議事録、お昼までに遅れと指示メー…

愛犬はねられ逆上「犬も運ばんか!」と救急隊員に暴行

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200412/sha2004120204.html 福岡県警小倉南署は1日までに、愛犬がバイクにはねられ逆上、バイクの男性の救助活動で駆け付けた隊員に「犬も病院に運ばんか!」と毒づいて暴行したとして、公務執行妨害の疑いで北九州市…

古本

ネット古書店から、森村誠一「鉄筋の畜舎」(講談社文庫)が届く。 この題名から、当然、森村先生の恨みのこもった「ホテル業界モノ」と予想していたら、デパート業界の話だったので拍子抜け。

都筑道夫「目と耳と舌の冒険」(晶文社 asin:B000J97NLG)

読了。どこかの文庫で再刊してほしいなあ。 山藤章二と組んだルポ「食海道五十三次」が傑作。三島の元廓のアッシャー家のような壮大な建築「村岡荘」の絵がすごい。これは、「推理作家の作りかた」にも再掲されたんじゃなかったかな。あと、都筑道夫が選んだ…

鉄筋の畜舎の今日

課長が、私の休日出勤時間が多すぎると注意があり、口論になる。「君は私の部下に向かないね」「私も定年まじかなんだから、お年よりをあんまり困らせないでくれ」と・・。連日の深夜勤務で、この老課長も神経参ってるな。 自分の15年後を見る思い。

斎藤兆史「英語達人列伝」(中公新書)

読了。 とりあげられている人物 新渡戸稲造、岡倉天心、斎藤秀三郎、鈴木大拙、幣原喜重郎、野口英世、斎藤博、岩崎民平、西脇順三郎、白洲次郎

「チャーチル会」は健在

高峰秀子の昔のエッセイで存在はしっていたが、まだ、続いてたんだ!(「勝手に将棋トピックス」より)http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20041128#P20041128NAKAKURAAKI)

角川家の一族

http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/kado1.htm検索して偶々みつけた。ノンフィクション作家の岩上安身が「宝島30」に執筆した記事。「宝島30」で、当時、読んだの忘れてた。

森村誠一編著「角川事件の死角 イカロスは甦るか」(こうち書房)

角川春樹のコカイン事件逮捕直後で、角川春樹&角川書店バッシング激しきオリ、森村先生が「角川書店の将来を考える会」を設立した時に刊行された本。 「角川書店の将来を考える会」の記者会見の記録、森村先生の角川春樹擁護文、マスコミの「発表記事」批判…

PCを持ち帰って、自宅で仕事。頭痛がなかなかとれない。

安藤健二『封印作品の謎』(太田出版、ISBN:4872338871)

昨日ネットで届いたのを、昨夜と今朝で一気に読了。 「鉄筋の畜舎」の職場での憂さが、少し晴れた。

昨夜は19時からの3時間会議に出席疲れはてる。そこでもらった宿題対策に、休日出勤。

カルトミュージカル「鴛鴦歌合戦」のヒロイン、市川春代、亡くなる。

私も当日の新聞で知って存命されていたことに驚いたのだが、南陀楼綾繁さんの日記に熱い追悼文が・・。 http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20041120

森村誠一「ロマンの寄木細工」(講談社文庫)

読了。森村先生の第一エッセイ集。屈辱er・森村先生の、ホテルマン時代の屈辱話がサイコー。なにせ自分の勤務先のホテルを称して「鉄筋の畜舎」ですぜ。

中沢新一「ぼくの叔父さん 網野善彦」(集英社新書)

読了。横分ハンサムの巻頭の肖像画もまぶしい(5歳で初めてあった中沢は、背が高くて鼻筋とおっているので、「アメリカ人」と間違えたそうな)網野先生のキャラも最高。だが、著者の父の中沢厚、この人の人柄がいいなあ。民俗学者にして共産主義者、民俗学…

小松真一「虜人日記」(ちくま学芸文庫 ISBN:4480088830)

これは嬉しい再刊。

昨日、仕事しながらガブ飲みしたワインのせいで、二日酔い。情けない。

昨日、早寝したら、風邪は治った。なので、自宅で一日、仕事。

古本

ネット古書店から、森村誠一本3冊。「ロマンの寄木細工」(講談社文庫)、「サラリーマン悪徳セミナー」「ビジネス葉隠」(角川文庫)。

風邪が悪化。喉が痛く、悪寒がするので、20時退社。 帰りの電車で、小谷野敦「評論家入門」(平凡社新書)読了。