2004-01-01から1年間の記事一覧

戸川秋骨「自然・気まぐれ・紀行」(第一書房)関連人名集

読んでいると、「○○君と会った」「△△君と一緒に出かけた」と、背景説明もなく唐突に紹介されている人物が多い。刊行の昭和6年当時は、「周知の有名人」だったのだろうが、今となっては「この人誰」的な人が多い。 なので、登場する人物を調べてみた。 第一…

吉永嘉明「自殺されちゃった僕」(飛鳥新社 ISBN:4870316382)

赤田祐一編集本。 友人のねこぢると青山正明、そして元・ペヨトル工房編集者である妻の巽早紀。身近に3名の自殺者を持つ著者の手記。

真面目にやればやるほど馬鹿を見る、今の仕事がいい加減、嫌気さしてきた。

大西信行「正岡容 このふしぎな人」(文芸春秋)

読了。面白かったが、正岡の自伝「下町育ち」とかとっくに読了済の、デイープな「いるるマニア」向けの本だった。 でも、今、「下町育ち」自体が入手困難なんだよね・・。ちくま文庫から出してほしい。

ヨセフの貯蔵庫

今読んでいる、ジョン・ローマー&エリザベス・ローマー「世界の七不思議―現代に生きる幻想の起源」(河出書房新社 ISBN:4309223141)に出てくる話。中世のキリスト教徒は、ピラミッドのことを、旧約聖書に出てくるヨセフが飢饉に備えて作った「倉庫」だと考…

第26回 サントリー学芸賞の決定

http://www.suntory.co.jp/news/2004/8962.html田中貴子タン、サントリー学芸賞ゲット。あと、過去の受賞作を見たら、瀬川千秋『闘蟋(とうしつ) ―中国のコオロギ文化』(大修館書店)てのが、ムチャおもしろそう。 http://www.suntory.co.jp/sfnd/gakugei/sh…

大西信行「正岡容 このふしぎな人」(文芸春秋)

「東京恋慕帖」の解説鼎談があんまりオカシかったので、図書館でこの本、借りてきた。

テキサスとサルサ、そして環境工学

http://blog.goo.ne.jp/takkan_in_usa/c/c62ab1cb07d9a07d87c8d2c9114c3e01中西準子先生の新刊(ISBN:4535584095)を、朝日新聞書評欄の山形書評で知って、検索して知ったブログ。

スエヒロのファミレス版支店みたいな店が近所にできたので、妻と昼食を食べてきた。おいしかった。

「四月怪談」

CSで少しだけ見た。大島弓子原作の映画化だが、監督の小中千昭が、「恐怖映画ファンダメンタリスト」らしい、原作に愛のない「ホラー的」な演出。妙なミスマッチぶりで、面白かった。 でも、大島弓子ファンの妻がなげくことしきり・・、 大島弓子の女の子は…

「漫画昭和史 漫画集団の50年」(河出書房新社)

1982年の、漫画集団50周年記念出版。 「大人漫画」。一部の好きな作家(秋竜山、加藤芳郎、杉浦幸雄等)以外は、私にとっては未知の文化。とりあえず、絵柄的に気になる漫画家をリストアップ。家石かずお、桜井勇、塩田英二郎、滝谷節雄、永井保、松下井知夫…

自宅で一日、仕事。

インタラクティヴ読書ノート別館の別館

http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/本館、別館とも、職場ではフィルタリングかかって読みなかったので、はてなで書いてもらえるのは、ありがたいです。

妻が、昨日いった美容院で、肩とか首をヒドクもまれて、せっかくよくなっていた首痛や葉痛が強烈に再開。悲しい・・。私はといえば、毎日、仕事ばかりしてる。

帰り道は、いつも電車バスの連絡が悪くて、帰宅に1時間半以上かかるのだが、今晩は奇跡的に連絡がよくて、1時間でうちまで帰りついた。

「エンジェル」

CS FOXチャンネルでの連続ドラマ。 登場メンバの一人から生まれた「神」が、主人公たちはじめ、周囲の人々から崇拝される回。その崇拝ぶりの演出のテンションが高くて(キューブリックなみ)、ちょっとした「傑作」だった。 この回、脚本か演出が、「判って…

森村誠一「たった一人からの発想 証明の原点」(講談社文庫)

読了。森村先生のエッセイ集。 組織の中で一歯車として無力にすごす1サラリーマン、彼の鬱屈したパトスが一気にほとばしり、ロマンと反体制の世界に繰出す。という、まあ、大藪春彦の小説のキャラみたいなんですよ、森村先生。(犯罪者になったわけじゃあな…

「エロ将軍と二十一人の愛妾」

鈴木則文の名作、近所のレンタルビデオ屋が、ヤクザ映画とエロ映画ばかり異常に充実したラインアップなので、借りて見た。 林真一郎のエロ将軍ぶり、いいなあ。

チョー変人 正岡容

いろんな辛さに押しつぶされそうな時、自分の場合、救いになるのは、「変な人」の堂々とした生き方を見せていただく瞬間。そういう意味で、テレビ朝日の変人クローズアップ番組「銭形金太郎」が、11月10日から放送再開はウレシイ。 ところで、ちくま学芸…

こうの史代「夕凪の街 桜の国」(双葉社)

漫画を読んで、こんなに胸騒ぎがするのは何年ぶりだろう。初期の高野文子以来?

ツキノワグマ読書日記(id:nininininiさん)

http://d.hatena.ne.jp/ninininini/20041102

バカ猫

妻が深夜、バカ猫を公園に遊びに出して、あとで迎えにいったところ、最近生まれたばかりの子猫をいじめているところを目撃したとか。 とことん、「弱きをくじく」猫だ。強そうな野良猫には、尻尾巻いて逃げるくせに。

祝日だが、自宅で仕事するつもりだった。だが、目がさめたのが午後4時。昨日、寝つきが悪くて、睡眠薬2錠飲んで午前5時に寝たせいだ。しかたなく、午前3時まで仕事。生活周期の乱れが直らない。ところで、うちのマンションで、玄関ドアの鍵穴に接着剤を…

立川談志+落語立川流一門「談志が死んだ 立川流はだれが継ぐ」(講談社)

読了。立川流一門総出演のバラエテイ・ブック。筆頭弟子の桂文字助って人のキャラがいいねえ。

嫌な職場

今の仕事、無限にストレスたまるというか、「気」が奪われる仕事だ。職場の皆のうしろに、透明の人魂が「ヒュー、ドロドロ」と飛び交い、各人がムンクの「叫び」のように「こんな仕事嫌だ〜」と心の中で叫んでいるのが感じられる。 6月までやっていた「前の…

「オテサーネク 妄想の子供」(ASIN:B00006JOY9)

ヤン・シュヴァンクマイエルの2000年作をCSで。クローネンバーグ以上にクローネンバーグ的な作品。 でも、この邦題の副題はなんだかなあ。

妻が、毎晩、寝室に入ると口が苦くなる・・。原因は何? 悲しい。

野島寿三郎「ペーパーコレクション入門 紙くず収集百貨」(日外アソシエーツ)

「開運!なんでも鑑定団」で紙くず鑑定士をつとめるコレクターの、紙くずコレクション入門百科。以下、目次より。 遊び物 いろはカルタ、折り紙、カード類、双六、トランプカード、日光写真、百人一首、メンコ 一枚物 クリスマスカード、テイッシュチラシ、…

中島義道「続・ウィーン愛憎」(中公新書)

読了。業の深い人だ。中島「人間嫌い教」の背後には、家族(妻と息子)の屍が・・・。 ところで「屈辱er大河原上」という漫画があるが、中島義道ってリアル「屈辱er」。前作「ウィーン愛憎」では・・。 アジア人として差別される屈辱 33歳なのに、親の金で…