区民プールで水中歩行/自殺者たち

今日から三連休。
というのに、雨が降ったり、雷がなったり、実に鬱陶しい天気。
ネット書店から、南條竹則「あくび猫」が届く。

夕方から、少し天気がよくなったので妻と外出。

吉祥寺で水着&ゴーグルを買い、井の頭線で高井戸へ。ゴミ処理場の余熱で熱されている、高井戸温水プールで、腰をよくするための水中ウオーキングを1時間程度。

ここは、以前高井戸に住んでいたころ、妻がしょっちゅう通っていた区営プール。駅からそばなのにいつもそれほど混んでなくて、わりと「穴場」という感じ。

ところで、今日買ったゴーグルは「近視の度付」。かなり値ははったが、視力「ゼロコンマいくら」の私としては非常にありがたい。

高井戸駅前の蕎麦屋・津久多庵で夕食。茶そばがもっちりして美味。

古本屋・ささま書店へ。あいかわらずの品揃えのよさと値の低さ。以前と比べて映画本がかなり増えていて、その中から報知新聞特別取材班編「ドキュメント 男はつらいよ」、川部修詩「B級巨匠論 中川信夫研究」を買う。

他に、妻が探してきた、稲葉真弓下川耿史編「自殺者たち 一日一死」を買う。
365日、それぞれの日に自殺した無名人の記録を過去の新聞記事から集めたもの。

読み進めていくと実にさまざまな理由で、自死している人々がいる。
自殺とは特別な個人にのみ起きる特殊な出来事なのではなく、日常に遍在する普遍的な事象・・。

ちなみに、昭和35年の9月15日には、「敬老の日」で表彰を受けたばかりの75歳の老人が、「もうこの世に思い残すことはない」と首吊り自殺をしている。