古本

今の中公新書の前に、中央公論社が昭和30年代に出していた新書シリーズが、今、気になってます。伊藤整の「女性のための12章」に始まり、当時の新書ブームを牽引した叢書で、コーテイングされていない「並製カバー」。


ネット書店で検索してもなかなかみつからないのだが、先日、届いたのは「カメラ愛好家のための12章」と呉清源「莫愁」。このシリーズ、呼び名がないのが困る。「旧中公新書」とでも呼べばいいのだろうか。