図書館本、読了。
だまされたよ! この題名、誇大広告もいいところだ。普通の凡庸な書評本じゃん。
こんな題名を使っていいのは、松岡正剛や荒俣宏くらいだよ。つい、題名にだまされて、「伝説的なブック・レビュー本」と自分の中で記憶されていたが・・。
でも、「読書日記」のコーナーが1/3くらい占めていて、多数の本が紹介されているから、気になる本はそれなりにあった。
- 田村紀雄「アメリカのタウン誌」(筑摩書房)
- ナンシー・フライディ「メン・イン・ラヴ 男の性ファンタジー、愛と怒りの葛藤」(富士見書房)
- カート・ヴォネガット「ジェイルバード」(早川書房)
- 増井和子「パリから」(新潮社)
- 工藤久代「ワルシャワ貧乏物語」(鎌倉書房)
- ヤンソン有実子「マリ共和国花嫁日記」(徳間書店)
- D・E・ウェストレイク「聖者に救いあれ」(早川書房)
- 山本俊一「浮浪者収容所記」(中公新書)
- 荒木進「ビルマ敗戦行記」(岩波新書)
- この2冊は持っていたが、未読のまま古本屋に売ってしまったな。図書館で借りよう。
- 鳥海忠「トリューミ大統領のぶつくさ百貨全書」(北宋社)
- 椎名誠文体のフォロアーらしい。今、読むと悲惨かも。
- 池田博「バード・ウォッチング ヨーロッパの旅」(北宋社)
- 岩永正敏「輸入レコード商売往来」(晶文社)
- この人、現在は「長門芳郎」名義で活動しているらしい。
- リチャード・ブレイザー(田中小実昌・訳)「おあついフィルム」(中央公論社)