古沢憲吾監督@増淵健「B級映画 フィルムの裏まで」(平凡社 asin:4582282040)

増淵健「B級映画 フィルムの裏まで」という本を呼んでいたら、植木等&クレイジーの60年代の映画をほとんど監督した、古沢監督のエピソードが出てきた。
この監督、かなり変な人だったとは聞いていたが・・


少し引用。

たとえば、植木が、社内で、会社の取引の相手を接待して商談をまとめると言う。
次のシーンはいきなり、宴会のドンチャン騒ぎとなる。
宴会の前に、相手を誘うシーンを入れるのが定石だが、これが古沢の映画だった。

古沢監督のテンポいい(ある意味、よすぎる!)演出で、植木等の無責任男ぶりが、超発揮されていたワケか。