SF大会2日目

昨日が寝不足で、22時には寝てしまう@妻の実家。
今朝は8時半に起床。タクシーでDAICON7の会場・浪切ホールへ。


「浜町のだんじり新調のための魂込式」ということで、朝から太鼓が鳴り響いている。
10時からの企画は、古式琉球唐手の実践者の3名、大野典宏今野敏藤岡真による「SFにおける肉体言語の真実」。だが、題名とは裏腹に、格闘技界の裏話をだらだらと話すだけで、「フィクションにおける格闘の、本当と嘘」という話にはまったくならなかった。「格闘技オタク」が聞き手ならそれでもいいのだろうが、そういう客層じゃないのに・・。


ところで、藤岡真が「ある人を襲撃しようとしたんだが、事前に連絡したら逃げられてしまった」とぼやいていたが。あとで彼のブログを読んだら、この人は「盗作問題で唐沢俊一を批判している」人で、大会企画に出演した唐沢に「会ってお話したいです」とメールしたところ、逃げられてしまったということなのだった。
http://www.fujiokashin.com/diary.html


12時からは「スクリーミング・マッド・ジョージの不思議な世界」。
近年は日本に帰国して、主にミュージック・ビデオを作っているという彼の「過激な放送禁止映像」を、ご本人の解説つきで上映。聞き手は浅尾典彦。狂った映像の連発で最高だった。今後は、日野日出志の「地獄変」を映画化する予定だという。


14時からは「野田昌宏追悼企画 SFは人生だね」。
小浜徹也が、高千穂遥加藤直之に「スタジオぬえ」創設期の野田さんとの思い出を聞く企画。小浜氏製作の「野田昌宏年譜」が力作でうれしいお土産だった。


閉会式の「暗黒星雲賞」「星雲賞」の受賞式の後、来年の栃木での大会の予告。
だが、再来年、2010年の大会の引受け手が今の所、いないそうだ。会場を見ても「SFファンの高年齢化」は激しいし・・・。昔は「やりたい」というところが多くて、オリンピックのように「取り合い」だったのにね。


今日は「広いホール・いい椅子」を多く選んだので、昨日ほどの疲労はなかった。
タクシーで妻の実家に戻る。義父母と夕食。
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