図書館ビデオ。姫田忠義監督作品。
鹿児島南部の村での十五夜の祭り。切ってきた萱をかぶり、妖怪みたいないでたちで男児たちが帰ってくる。一方、若者たち(二才衆)は竹で作った縄に火をつけて、村中を踊りまわる。
それから、ふんどし姿の男児と若衆たちが、萱でつくった太い綱で綱引きをしながら、ふざけて、かなりの勢いでからみあう。
「珍しい祭り」ではあるが、女性がまったく参加しない「マッチョな祭り」で、見てて、辛かったなあ・・。
そして、薩摩の「二才衆」では「稚児」の風習があったことを思うと、裸の若者や子供たちが絡み合っている姿が、生々しくてねえ。