小松左京「日本アパッチ族」は東宝映画脚本が先?

唐沢俊一検証Blog」(http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090911)で紹介されていた、氷川竜介氏の「さよならジュピター」DVD解説文(http://hikawa.cocolog-nifty.com/hyoron/2007/01/post_6257.html)によると・・。

60年代の東宝における小松左京の映画の仕事には、『日本アパッチ族』がある。岡本喜八監督、クレージーキャッツ主演とまで決まったが製作中止となり、現在の小説版は脚本をもとにしたものだ。

これは今まで知らなかったのですごくびっくりしたのだが。ホントかな。いままで読んできた、小松左京関連本にも一切でてこなかったんだけれどなあ。
(「小松左京自伝」にもなかったなあ。まあ、岡本喜八による映画化の話自体が、「自伝」にはないんだけれど。「アパッチ族」に関しては、ラジオを質に入れたので奥さんの娯楽のためにストーリーを考えたという、エピソードばかりが何度も出てくるけれど)


でも、DVDの解説文に書くくらいだから、間違いないのか。

  • 2015年8月28日追記

後に、こちらのまとめで結論が出ています。「シナリオを小松左京が書いた」というのが、そもそも、氷川竜介氏の勘ちがいだったようです。
http://togetter.com/li/786371