映画「グッバイ、レーニン」()

ザ・シネマでの放送録画分。先日読んだ、東ドイツ文物愛好本「ニセドイツ2」で、大推薦されていた映画。
東ドイツ崩壊中に心臓発作で意識不明だった、共産主義を愛する母にショックを与えないよう、東ドイツ文物を集め、「東ドイツ国家が存続している」芝居をする息子。


最初は「仕方なく」装われていた偽の東ドイツ国家は、「東ドイツ国民の理想であった、対等な東西ドイツ統合」という壮大な夢をつむぎだす。


なかなかに、素晴らしい映画だった。2003年製作の映画で、1990年の東ベルリンを再現し、さらに東ドイツが残存していると母親に思わせるという設定。
ちなみにWIKIPEDIAにも「オスタルギー」という項目あり。http://bit.ly/1xi0uq