三田図書館滞在中に目を通した本、読んだ本(羽仁家タブー問題も、少し判明)
- 鴨居羊子「捨て猫次郎吉」(講談社)「のら猫トラトラ」(人文書院)
- パラパラと。猫の絵がサイコー。
- 柄谷行人「近代文学の終り」(インスクリプト)
- 飛ばし読みながら、読了。
- 柳家小満ん「わが師、桂文楽」(平凡社)
- 途中まで読んで、飽きた。
- 手塚治虫「増補・改訂愛蔵版 観たり撮ったり映したり」(キネマ旬報社)
- 羽仁進+羽仁未央「ネコの父へ人間のミオより」(潮出版社)
- 78刊行の、親子対談集。羽仁未央が、ロバート・L・フィッシュの「シュロック・ホームズの冒険」が最高! と言っている。なんてシュミのいい13歳だこと。
- 羽仁進は、自分の父親、母親の羽仁五郎、説子夫妻を「ジェリイ」「ジェリコ」と呼んでいたらしいが、それは、元々は羽仁未央がそう呼んだから、らしい。
- こちらで以前書いた(http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20040316#p1)「羽仁家タブー」の話(羽仁進が、妻の左幸子の妹と浮気して、再婚した件)も出てきていて・・。羽仁進が、「コワゴワ」という感じで羽仁未央に向かって、「最近、ボクは離婚したワケだけれども、それで君を傷つけていないかな?」と質問している。他の話題では、まったく「対等にあけっぴろげ」に話している二人なのに、何でここだけ、そう弱気なんだ、羽仁進! 「ぼくは、君のお母さんの妹と、浮気してしまった!」となぜ、告白しないの??
- 羽仁未央が小さい頃、「お父さんのおしっこする所はどうなっているの?」と尋ねられれば、チンコ出して、小水が出る所見せてあげ、彼女が小学五年で「登校拒否」すれば、一緒に学校に行ってみて「これは行く必要はない」と認めてあげるくらい、フランクな羽仁進なのにねえ・・。
- その父の質問に対する、羽仁未央の反応はといえば、「全然気にしていない」感じで、まったく返答せずはぐらかしている。これは「おそろしく傷ついていて、その話題には触れたくない」なのか「父親っ子で、母親の左幸子には全然、思いいれがないのか」どちらなんだろう。私は、羽仁未央のキャラからして、後者なのかな、と思うのだが・・。
- というわけで、id:chimadcさん、随分前の宿題が、少し解けました(解けたのかな?)。どうでしょう?