須田泰成監修「笑論 ニッポンお笑い進化論」(パジリコ asin:4862380913)

図書館本、読了。
1997年の、西条昇『平成「お笑い」最前線―今世紀最後のブームを大検証!!』以来、10年ぶりに出た「現在のお笑いブームを、過去の笑いの伝統と関連つけて分析」する本。


著者は以下のとおり。監修者も含めて10名なので、その論にブレはあるが、「漫才ブーム以来のお笑い30年史」を、「さまざまな笑いのDNAの伝承」として読み解いていく、その分析には一読の価値がある。


ちなみにこの本は、木村重樹編集本だった。いままで何冊、この人の編集した本のお世話になったことやら。