坂本タクマ「坂本タクマの実戦株入門」(白夜コミックス ISBN:4861912059)

昨夜の眠れない間に読了。
トレーデング・システムの本を読んで、そこに書かれているシステムを自分なりにチューニングしプログラミングして、そのシステムの指示通りに売買する、というのを、ギャグ・タッチで描く漫画。
それで大もうけするかといえば、得したり損したりで、ちょび浮き程度。これに使った労力を、別のことに活用したほうがよいくらいじゃあ、という感じもする。


著者は、以前、はまっていたパチンコでも、プログラミングまではないものも、独自の「システム」と「収益計算・分析・反省」を行っていたという、システム好き・理屈好きだ。
「株こそ最大のギャンブルだ」と著者はいうが、阿佐田哲也的ギャンブルからは、ほど遠い世界だなあ。
著者のキャラやギャグは面白いのだが、その理系的ギャンブル理論が、なんかシラケル


面白いような、面白くないような、微妙な漫画だった。