図書館本、読了。会田誠はサイコーだが・・。
編集コンセプトとして、「過去から現在までに会田誠・全作品を網羅」という形式になっている。
でも、それなら、年代順に並べてくれればよかったのに。
そうすれば、過去の本を読んだ人は、「ああ、ここからが見ていない作品だ」とわかって、そこから読めばよい。そうせずに、ごちゃごちゃに作品が並べられている、この編集意図は、甚だ不親切。
一方、巻末についている、会田誠による作品解説は年代順。読みにくいこと甚だしい。
それに「全作品網羅」という結果、「Ａ４より少し大のサイズ、２４７ページもの大冊」になっていて、重くて手が痛くなる。「会田誠を初めて見る」人にとっては、これ一冊で全作品が見れて親切ではあるが・・。
ちなみに、一番面白かったのは、奥さんと結婚した時に、会田誠も女装してウエデイング・ドレスを着て、花嫁姿を左右に並べて、撮った写真。
奥さんは、この写真を、いまだに嫌がっているそうだが、芸術家と結婚すると、私生活まで芸術になってしまうからねえ・・。
