出版芸術社の原田裕社長って、東都書房で、東都ミステリーや眉村卓「燃える傾斜」を出した人だったんだ・・

出版芸術社刊行の、眉村卓の「いいかげんワールド」という本のあとがきを読んでいて、知った。
創世ホールさんが、原田さんの講演会をやったりしているんだねえ。
http://www.town.kitajima.lg.jp/hole/bunka/200310.html


ちなみに、今日泊亜蘭「光の塔」は「東都ミステリー」枠で刊行されたみたい。「燃える傾斜」のほうは「東都SF」というシリーズの第1巻として刊行されたが、東都書房で人事異動があって、続刊が、出なかったようだ。
筒井康隆広瀬正が、長編の持ち込みをしたが、別の編集者に没にされたそうだ)


去年の「本の雑誌」で原田社長のインタビューが載っている号があるようなので、図書館で借りて読んでみよう。それどころか、講談社の戦後入社一期生で、同世代の山田風太郎の原稿を取りに行っていた人。でまだ、現在83歳で、現役編集者だとか・・。
2001年に行われた、「山田風太郎さんお別れの会」の呼びかけ人も、佐野洋と共に勤めたらしい。