呉智英先生が「国会図書館に通いつめて、知識人になった」(?) はあーー??

東明寺宗麟と名乗るお方が、呉智英先生の紹介文を書いている。
http://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/jiten-gotiei.htm


まあ、それなりに妥当な内容のだが、以下の記述がワケわからない。

出所後、弟子の浅羽通明とは違い司法試験に失敗、二留だが三留だかして結局サラリーマンになる。
しかし、呉智英師匠はここからがすごい。
その後、あの貸し出し手続きが複雑で有名な国会図書館に通いつめ、本人曰く「正真証明のインテリゲンチャ」になる。


呉智英先生は、よっぽどの必要(論争とか批判とかに資料が必要な場合など)がないと、国会図書館なんて行ってないよ。
東京在住の場合、近所の「区営図書館」、そしてそこからリクエストして取り寄せが可能な「都立中央図書館」。日本語の本で勉強するのであれば、これだけでたいていの本は読めるのだ。
昔のマニアックな本を読みたいのなら、国会図書館に行かないといけない場合もあるが。メジャーな思想家の本であれば、昔の本であっても、たいていが区営の図書館に置いてあるのだ。わざわざ国会図書館に行く必要など、ほとんどない。
知った風なことを書く人だなあ、この人は。