田原総一朗がかつて、テレビ東京に勤務していた時代に、「ドキュメント青春」という過激なドキュメンタリーを撮っていたことは、このブログで何度かふれた。
- 「原一男は、田原総一朗のテレビ・ドキュメンタリーに影響を受けていた！」（http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20080331#p2）
- 「田原総一朗は「あらかじめ失われた恋人たちよ」の「実際の監督」ではなかった！ 面白すぎる助監督（実質監督）へのインタビュー」（http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20080403#p3）
- 「田原総一朗「青春 この狂気するもの」（三一新書 １９６９）」（http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20080419#p3）
- 「田原総一朗の幻のテレビドキュメンタリー「ドキュメンタリー青春」が、日芸の授業で放映されていた！」（http://d.hatena.ne.jp/kokada_jnet/20090305#p3）
私がこの田原のかつての仕事に興味を抱いたのは、水道橋博士の著書「本業」の記述からだが。
その水道橋博士が、ＴＢＳラジオ「小島慶子 キラキラ」で、田原について触れていたことが、yasulogさんのブログで紹介されていた（http://d.hatena.ne.jp/yasulog/20091219#c）。
フリーセックスを標榜する新郎新婦の披露宴、カメラを回す。参加者は皆全裸。「郷に入れば」というコトでテレ東の撮影陣も全裸でのぞんだ！。
で、新婦が披露宴余興に、テレ東スタッフとも交わりたいと提案。スタッフ陣尻込みの中、よしっおれが手を挙げ、田原、新婦とコトにおよんだと。。。。
下半身も辣腕してたワケか。「田原こそ、日本初のＡＶ男優だった！」と、水道橋はオチをつけていたが、正直ホンマかいなという伝説ぶり。
ところがなんとテレビ東京のアーカイブから件の披露宴の映像が発掘された！というから驚き。水道橋によると、来年２月の「やりすぎコージ」の枠？で放送する予定とか。コレは是非観たい！
これは「日本の花嫁」という番組で、レポーター役は原一男と武田美由紀（当時・原一男の同棲相手）。二人の間に生まれた子ども（当時、生後3ヶ月）との3人が、全国各地の若者のカップルを訪ね歩く番組であった。
なお、原一男が武田美由紀と別れたのちに、彼女を主人公としてとったのが、傑作ドキュメンタリー「極私的エロス」である。
（２０１０年１月２６日追記）
id:d-sakamataさんのTwitterで、「金曜スペシャル」の番組情報がまとめられているサイトをご教授いただく。
http://www.geocities.jp/kmkr_01/kinsp.71.html
「日本の花嫁」は「ドキュメンタリー青春」枠かと誤解していたが、「金曜スペシャル」での放映であった。
「日本の花嫁」（筋ジストロフィの花嫁、ヌード・ベッド・イン結婚式、集団フリーセックス）ほか '71/5/7
