またも野良犬たち/九尾寿司/金谷ホテル

旅行三日目。
8時半に起床し、宿をチェックアウト。

また、バス停まで20分歩くと、到着時間まで40分もある。
いい加減、バスの時間待ちにうんざりしていると、山道から(またも!)野良犬が現れる。エサをせがむので、昨日、民芸品店で買った「懐かしの駄菓子」味噌パンをあげる。

那須湯元でバスから下車し、木造の共同湯「鹿の子温泉」で入浴。
結構なお湯。デューク・エイシズのサインが壁に飾られてました。

少しバスで進んで「那須植物園」。広い敷地内にハーブやいろんな木が植えられているのだが、ハーブはほとんど枯れていた。

またバスに乗り、JR黒磯駅にようやく到着。駅前でまたも野良犬を見る。2匹、仲良さそうにじゃれていた。

黒磯駅で買った、「名物」の九尾寿司及び九尾釜飯、素晴らしく不味い。チーズを乗せた「チーズ寿司」は特に最悪でした。
パッケージに描かれている、九つに別れた尾を持つ伝説の狐は、一体何を訴える?

電車の隣の席に、30代オタク男と20代の普通のOL風女性2名とで構成された、観光客の一団。家族や親戚でもないみたいだが、どうしてこの取り合わせ?

宇都宮で日光線に乗り換え、午後4時に日光到着。JRの日光駅付近のワビサビ加減はナイス!
だが、メイン駅の東武日光まで行くと、普通の観光地でした。

今日は奮発して、イザベラ・バードマッカーサー元帥、そして皇族の方々も宿泊された、日本で一番古いホテルの一つ・金谷ホテルに宿泊。

坂の上にある、少し「気の抜けた」帝国ホテルという雰囲気。広い部屋に荷物を起き、ホテルのTVで、NHKのBSで放送されていた「キートンの探偵学入門」を見る。
ところで、宿泊者向けのTV番組案内として、雑誌「TVブロス」が置かれていた。このホテルの宿泊者向けの雑誌ではないと思われるのだが、どうしてこの雑誌が選ばれたのか?

豪遊モードが止まらず、夕食はステーキ屋
東照宮などで今日まで、ライトアップをやっているので、一通り歩いて見てみる。最終日の平日ということで、見物客が少なく、関係者らしき人々が「ご苦労様です」とお互いに話ながら行き交っていた。実に、結構でした。