坂之王道「広重の暗号 ヒロシゲ・コード 東海道五十三次の謎」(青春出版社 ISBN:4413035984)

これも図書館本で、こちら(http://d.hatena.ne.jp/aquirax/20060703#p3)で教えてもらった、「ダヴィンチ・コード」便乗のトンデモ本
著者によると、広重道教思想に通暁しており、五十三次の絵は広重誕生の1797年から4年ごとに数えた、2013年までの出来事を予言しているという。

  • 伊勢湾台風を予言。
  • 平成18年豪雪を予言。
  • 安政地震を予言。
  • 関東大震災を予言。
  • 阪神大震災を予言(女が持っている干瓢が波状に揺れているのが、地震計の地震波に似ているからだって・・。脱力)
  • 日清戦争を予言(凧は争いを表し、戦争を表現している)
  • 原爆を予言(馬を献上する柵の絵で、8月6日と8月9日を表していた・・。広重は太陽暦を知ってたの?)
  • ヒットラーを予言(1937年にあたる絵で、口髭の男を描いていた)
  • トラ・トラ・トラ」を予言(1941年にあたる絵で、虎を3匹描いている)
  • 2012年末の「フォトンベルト」での地球の滅亡を予言


ちなみに、この著者は子供の頃から「東海道五十三次」が大好きで、小学生のころは広重の絵を模写して部屋中にはりめぐらせていた。そして、この本を書くことは、知り合いの占い師に予言されていたという。
おまけに、シャーリー・マクレーンのの師であるケビン・ライアーソンチャネリング・カウンセリングを受けたところ、著者の守護霊は広重だといわれたというんですよ。