故・真部一男九段の思い出話@「週刊将棋」12/5号

将棋ライターの鈴木宏彦さんが、連載コラムで早速、故・真部九段の思い出話をしていた。
奨励会の2級時代に、花村九段との駒落ち企画(飛香落ち)で対戦した場合の、「ちぇ、平手じゃないのか」という、有名なセリフも紹介されていた。


あと、囲碁好きの真部九段らしいエピソードとして。(ちなみに、「将棋世界」の連載では、「35歳ころ、突然、囲碁のプロになりたくなり、藤沢秀行名誉棋聖に相談したところ、まともに受け止められて、あわてたということを、書かれていた)
囲碁と将棋の両方のプロになることはできるか」という質問を、鈴木さんがした際の、真部九段の回答が書かれていた。
ちなみに、囲碁棋士には、棋士になったあと、弁護士資格を取った方もいる。この人もスゴイ。


真部九段の回答は、「将棋の方がプロになるのが難しいから、まず将棋に専念して、15歳くらいでプロになる。それから、囲碁に転じて、囲碁のプロになる。これは可能だろう」という回答であった。