バブルの塔/三田〜東麻布散歩/カラーブックス

午後、社員証の更新用の写真をとりに、勤務先の本社ビルへ。

本社ビルは「バブルの塔」って感じなピカピカした建物。エレベータの他に、ビルの中央部にエスカレータが設置されているが、停止中。「経費削減」なのか? なんかセコーイ。

写真を撮ってもらうと、その後の打ち合わせまで1時間半ほど時間があったので、三田から飯倉まで歩いていくことにする。

慶応大学の少し北の坂を登る。保険局のクラシカルかつ古びた建物の前を通り過ぎる。

龍源寺という寺があったので、参詣。坂の途中の、老朽したアパート群の底にある狭い寺だが、本道や鐘には古いながら豪奢な瓦屋根があり、ちょっとした異空間。寺の隣の駐車場で、イケメン男子が4WD車の洗車中。

さらに歩くと、やはり手狭な天神がある。参道を歩くと突き当たりは瀟洒ポストモダン風の3階建てのマンションのような建物。屋根が三角をしていたから、一応社殿なのだろうが、神社がどうしてこんなにオシャレに? 神主の趣味?

東麻布商店街をとおると、BOOKOFFタイプの古本屋。カラーブックスの神戸文子「暮らしの色彩」を買う。

カラーブックスは保育社から出ている、文庫版・灰色の装丁でおなじみ、自然科学&実用書のシリーズ。
60年代、70年代のものはデザイン的に素晴らしく、古本屋で見るたびに1,2冊買っているので、とりあえず30冊ほどは揃ってしまった。
このシリーズまだまだ買いたいアイテムがメジロ押しなので、人生の愉しみが残されている訳である。

午後4時にユーザ先につくが、客が別の会議をしていて「待つしかない」状態。
麻布郵便局の待合い室に行き、放映されていたオリンピックの女子ソフトボールの試合をぼんやりと見る。日本VSアメリカは0対0のまま延長戦に。結果は知らない。

客を1時間半待って、打ち合わせを30分。今日はあんまり仕事してないのだが、なんか疲れた。

職場に戻って夢想無念の境地で仕事。
映画宝庫「モンスターパニック」、獅子文六「てんやわんや」を買う。

深夜に帰宅して、妻と、これからとる予定の遅い夏休みの予定の検討。おかげで就寝午前4時。眠いっす。

ネット書店から届いていた本。
森井ユカ「とっておきロンドン雑貨58」、山中共古「砂払(上)(下)」、小田嶋隆「人はなぜ学歴にこだわるのか。」、杉本鉞子「武士の娘」。